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リトアニア大統領選、シモニテ氏が首位

リトアニアで12日、大統領選挙の投開票が行われ、シモニテ元財務相が得票率31.13%で首位に立った。経済専門家でSEB銀行の前エコノミストであるナウセーダ氏は30.95%と僅差で2位につけており、26日に決選投票が行われる。スクバルネリス首相は3位にとどまったことを受け、辞意を表明した。BBC電子版などが伝えた。

スクバルネリス首相の得票率は19.72%。決選投票に進めなかったことについて「自身に対する政治家としての評価の表れ」とコメントし、7月12日に辞任する意向を示した。リトアニアでは大統領が内閣を指名し、国会が承認する形を取る。スクバルネリス首相は2020年の総選挙に向けて、与党の農民・グリーン同盟と社会民主労働党の連立政権を支えるために大統領を目指していたが、この計画が頓挫した格好だ。ただ、これを受けて早期総選挙に打ち出る可能性も残されている。

今回の第1回投票は9人が出馬。投票率は56%だった。中銀リトアニア銀行の副総裁を務めた経験を持つシモニテ元財務相の支持層は、裕福かつ高等教育を受けた都市部の住民が中心だ。半面、ナウセーダ氏は社会福祉国家の確立を目指している。なお両候補は共に親欧州連合(EU)・北大西洋条約機構(NATO)派だ。

リトアニアの大統領の任期は5年で、原則2期までとされている。2期目の満了に伴い退任する現職のグリバウスカイテ大統領は同国初の女性大統領で、ロシアのプーチン大統領に対する強硬な姿勢で知られている。


関連国・地域: EUリトアニアロシア
関連業種: 政治

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