• 印刷する

ドイツ銀とコメルツ銀、合併断念 統合コスト超える利益見出せず

独金融最大手ドイツ銀行と国内2位のコメルツ銀行は25日、合併に向けた交渉を打ち切ると発表した。慎重な分析により、統合が両行の株主や関係者にリスクや費用を上回る十分な利益をもたらさないと判断した。

両行は3月半ばから協議を続けていた。しかし取引が成立した場合、合併後の事業再編コストや事業再建などに向け、最大100億ユーロの増資が必要になるとされ、ドイツ銀の株主の間では計画に対する懐疑的な見方が広がっていた。また合併により従業員1万人超が削減される可能性が指摘され、ドイツの統一サービス産業労組ヴェルディ(Ver.di)なども計画に強く反対していた。

両行は今回、統合により株主にこれまでより高い持続的な利益を生み出し、顧客にとっては提供価値を向上できることを確信させる必要があったと指摘。しかし、大型の統合に伴うリスクやリストラ費用、増資の必要性を埋め合わせるだけの十分な利益を創出できないとの結論に達したと説明している。

ドイツ銀は既に、コメルツ銀との合併断念後に株主に提示する計画の取り組みに着手しているとされる。ドイツ銀は先に、スイスの金融大手UBSと資産運用部門の統合に向けた協議を進めていると報じられており、これが実現すれば統合後の運用資産は1兆4,000億ユーロを超え、欧州で最大規模になるという。[M&A]


関連国・地域: ドイツスイス欧州
関連業種: 金融雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

牧場警備にAIロボット スマート農業に関心集まる(01/21)

メルセデス、ハンガリーで電動SUV生産(01/21)

風力ノルデックス、オーストリア社に納入へ(01/21)

国連開発計画、本部300ポストをボンに移転(01/21)

ZEW景気期待指数、4年半ぶり高水準(01/21)

生産者物価、12月は2.5%低下(01/21)

製造業の受注残、11月は1.8%増加(01/21)

ドイツの労働者の病欠、25年は19.5日(01/21)

EV購入に最大6千ユーロ 独、低・中所得世帯向け補助制度(01/20)

北部州が特産品アピール 水産にワイン、ベルリンで食堪能(01/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン