独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は12日、2028年までに電気自動車(EV)の新モデル70種弱を投入すると発表した。当初計画していた50種から大幅に引き上げた形。これに伴い、向こう10年のEV生産台数目標も従来の1,500万台から2,200万台に上方修正した。
VWはさらに、2050年までにグループ全体でカーボンニュートラルを実現するため、包括的な脱炭素化プログラムに取り組むことを決定。同プログラムは、二酸化炭素(CO2)の効果的かつ持続可能な削減と再生可能エネルギーへの転換、現時点で不可避のCO2排出の相殺という3原則に基づく。詳細なロードマップは現在作成中という。
VWは、2023年までにeモビリティーや自動運転技術、新モビリティーサービス、車両や工場のデジタル化に440億ユーロを投資する方針を示している。うち300億ユーロはeモビリティーに充てられる。[環境ニュース]
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