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独新車登録台数、1.4%減少 VWなど国内メーカーで明暗

ドイツ連邦陸運局(KBA)は4日、1月の新車登録台数が26万5,702台となり、前年同月比1.4%減少したと発表した。フォルクスワーゲン(VW)が前年を下回ったほか、他のドイツ車も明暗が分かれ、5カ月連続でのマイナスとなった。

メーカー別に見ると、ドイツ車はVWが6.5%減少。仏グループPSA(旧プジョー・シトロエン・グループ)傘下のオペルは6.6%落ち込んだ。

高級車はBMWが7.5%落ち込み、ダイムラー傘下の「メルセデス・ベンツ」は4.3%減少した。半面、超小型車「スマート」は7.6%増加。VW傘下のポルシェは大きく53.8%落ち込んだが、アウディは3.7%増えている。

外国メーカーは米フォードが14.6%増加。フランス勢はルノーが2.3%増え、プジョーと姉妹ブランドのシトロエンはそれぞれ5.1%、10%伸びている。

日本勢は、トヨタ自動車(レクサス除く)が4.1%減少。日産自動車は39.9%落ち込み、ホンダは34.6%、マツダも2.8%それぞれ縮小した。三菱自動車は2.5%減った。一方、スズキは18.5%伸び、スバルは46.5%拡大している。

燃料別ではガソリン車が全体の57.6%を占め、シェアは1年前から8.1ポイント縮小。一方、ディーゼル車のシェアは34.5%で、2.1ポイント拡大している。ハイブリッド車(HV)のシェアは5.7%。電気自動車(EV)は1.7%だった。

■輸出は20%減少

独自動車工業会(VDA)によると、加盟メーカーの1月の輸出台数は28万5,800台となり、前年同月比20%減少した。生産台数は19%減の36万7,300台だった。


関連国・地域: ドイツフランスアジア米国欧州
関連業種: 自動車・二輪車電機マクロ・統計・その他経済

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