• 印刷する

VW、EV部品を生産へ 9億ドル投じ充電スタンドも開発

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は25日、バッテリーをはじめとする電気自動車(EV)部品を開発・生産すると発表した。これに向け、2020年までに8億7,000万ユーロを投資する。併せて、2020年にEV充電ステーションの生産に着手する計画も明らかにしている。

EV部品や充電ステーションは、1月1日に立ち上げた自動車部品の新ブランド「フォルクスワーゲン・グループ・コンポーネンツ」を通じて開発・生産する。同ブランドは、エンジンおよび鋳造、ギヤボックスおよび電気駆動装置、車台、座席、eモビリティーの5分野を対象とし、従業員数は8万人で、世界61カ所に拠点を擁する。

バッテリー・システムは、北部ニーダーザクセン州ブラウンシュバイク(Braunschweig)の部品工場で生産し、将来的にVWのEV用モジュラープラットフォーム「MEB」向けのバッテリーも開発する計画。

同ブランドは今後、eモビリティーを強化する方針で、充電ステーションの開発もその一環。同ブランドのバッテリーの技術仕様に基づき、一度に最大4台のEVの充電が可能で、再生可能エネルギー由来の電力の一時的蓄電にも使用できる移動式の急速充電ステーションを開発する。今夏にVW本社のある北部ウォルフスブルク(Wolfsburg)で試験を行った上で、2020年にハノーバー工場で本格生産を開始する計画だ。[環境ニュース]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

大型サウナのテルメ、英投資CVCと合弁(06/23)

アウディ、米国に工場建設も 南部で最大40億ユーロの投資案(06/23)

水電解装置GHS、破綻申請(06/23)

自動車業界、米関税で5億ユーロのコスト(06/23)

トヨタ、欧州の配送にFCトラック利用開始(06/23)

鉄鋼Aミタル、独でのグリーン鉄計画を中止(06/23)

保険アリアンツ、仏同業ユーロフィルを買収(06/23)

生産者物価、5月は1.2%低下(06/23)

ベルリンの家賃、過去10年で2倍超に上昇(06/23)

ふたが外れないのは「飲みにくい」=独調査(06/23)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン