• 印刷する

ウクライナ、30日間の戒厳令を解除

ウクライナで26日午後2時(現地時間)、ロシアとの国境地帯など一部地域を対象とした戒厳令が解除された。ポロシェンコ大統領が発表したとして、BBC電子版などが伝えた。

戒厳令は11月、ロシアの国境巡視船がクリミア沖の黒海とアゾフ海を結ぶケルチ海峡で、ウクライナ艦船3隻を拿捕(だほ)したことを受けたもの。ロシアのほか、ベラルーシやモルドバとの国境付近と黒海沿岸の10州を対象に、30日間にわたり敷かれていた。戒厳令下では、16~60歳のロシア人男性の入国も禁止されていたが、こちらも解除されている。

ポロシェンコ大統領はこの日開催された国家安全保障・国防会議(NSDC)で、今回の決定は国家安全保障を巡る現状をあらゆる方面から分析した結果に基づくものと説明している。

戒厳令を巡っては、NSDCは当初60日間の施行を提案。しかし、ポロシェンコ大統領は来年3月の大統領選挙に向けたキャンペーンの開始に影響が及ばないよう、これを30日に短縮していた。


関連国・地域: ロシアウクライナベラルーシモルドバ
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済政治社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

ロシア、ウクライナに6月2日の交渉提案(05/30)

EU、黒海戦略を発表=「安保ハブ」設置も(05/30)

ウクライナ政府、鉱物資源産業の改革に意欲(05/29)

EU、武器基金設立を承認=1500億ユーロ(05/28)

トランプ氏、対露制裁強化も=攻撃激化(05/27)

石油ロスネフチ、レアアース鉱床を取得(05/23)

プーチン大統領、トランプ氏と電話会談(05/21)

楽天、ウクライナ新興支援で政府機関と協力(05/21)

露・ウクライナ直接交渉、プーチン氏は欠席(05/16)

検察、ウクライナ3人を拘束=露工作員か(05/16)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン