イタリアのシチリア島カターニア(Catania)北郊で26日午前3時20分ごろ(現地時間)、マグニチュード(M)4.8の地震が発生した。複数の建物が被害を受け、少なくとも28人が負傷。近郊のエトナ山は24日に噴火していた。BBC電子版などが伝えた。
地元当局によると、震源の深さは1キロメートルと浅かったため揺れが強く感じられた。多くの人々が屋外に避難し、その際、落下物などでけが人が出た。負傷者のうち約10人が病院に搬送されたが、いずれも命に別状はないという。
エトナ山は欧州で最大級の活火山で、噴火後には火山灰の影響でカターニア空港が一時閉鎖に追い込まれた。
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