イングランド南東部で路線網を展開する鉄道サウス・イースタンとイングランド東部の鉄道グレーター・アングリアが、女性運転士の増加を目指すキャンペーンを展開している。
サウス・イースタンは12日、男性の仕事という先入観を持たれがちな鉄道業界において、女性従業員を増やす取り組みを発表。現在、同社の女性運転士の割合は4.5%にすぎないが、2021年までに女性の運転士志願者を40%まで引き上げる目標を掲げる。就職活動支援や女性向け求人サイトとの協力で積極的に門戸を開くほか、内部でも女性社員向けの指導プログラムや交流団体の立ち上げなどを行う。
グレーター・アングリアでも現在、女性従業員の割合は22%と低く、うち運転士は5%に満たない。同社も10月、女性運転士の数を増やす内部での採用キャンペーンを立ち上げたことを発表していた。[労務]
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