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IAG、0.7%増益 燃料価格上昇もプラスを確保

英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とスペインのイベリア航空を運営するインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は26日、第3四半期(7~9月)の営業利益(特別損益除く)が14億6,000万ユーロとなり、前年同期比0.7%増加したと発表した。燃料価格の上昇や為替差損が影響したものの、市場予想を上回った。

売上高は8.5%増の71億4,000万ユーロ。うち旅客収入は63億8,800万ユーロと8%伸びた。乗客輸送実績は有償旅客キロ(RPK)換算で7%拡大。搭乗率は86.5%と1年前から0.3ポイント上昇した。純利益は0.1%減の11億3,500万ユーロだった。

IAGは通年について、特別損益を除く営業利益が1年前から約2億ユーロ増加し、31億5,000万ユーロ程度になるとの見通しを示した。

なお、BAは25日、ハッキング攻撃により顧客データが流出した件を巡り、さらに18万5,000件の個人情報が盗まれたと明らかにした。うち7万7,000枚のクレジットカードやデビットカードについては、顧客の氏名や住所、電子メールアドレスといった個人情報と、クレジットカードの番号や有効期限、セキュリティーコードなどの支払情報が流出。残り10万8,000枚はセキュリティーコードを除くこれらの情報が奪われた。先に公表した被害分を含めると被害件数は42万9,000件に上る。


関連国・地域: 英国スペイン
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済社会・事件

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