• 印刷する

VW世界販売、9月は18%減 WLTP導入で西欧に打撃

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は12日、グループ全体の9月世界販売台数が82万7,700台となり、前年同月比18.1%減少したと発表した。9月に導入された欧州連合(EU)の新基準「乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法(WLTP)」の影響で、西欧での販売が大幅に落ち込んだ。

9月の実績をブランド別に見ると、「VW」ブランドは48万5,000台と18.3%減少。高級車のアウディは22%縮小した。スペインのセアトは20.6%、チェコ子会社シュコダは16%それぞれ落ち込んだ。高級スポーツカーのポルシェも3%減っている。

地域別に見ると、欧州は25万6,700台と36.5%減少。西欧は大きく41.5%縮小し、うちドイツは45.2%落ち込んだ。中東欧は10.2%減ったものの、ロシアに限ると20.5%伸びている。

米国は2.6%減の5万5,300台。中国は5.7%減の38万3,500台だった。中南米はブラジルが28.4%伸び、全体で2.7%拡大している。

1~9月の累計販売台数は全世界で前年同期比4.2%増の780万6,300台となっている。[EU規制][環境ニュース]


関連国・地域: ドイツEUスペインチェコロシアアジア米国中南米欧州
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

独アウディ、ブリュッセル工場の生産終了へ(10/31)

金属・電気産業のスト続行=初日は7万人(10/31)

ガスプロム子会社、独リンデに損害賠償請求(10/31)

自動車VW、第3四半期は42%減益(10/31)

ラインメタル、クロアチア社と合弁設立(10/31)

たばこフィリップ、独での生産を25年に終了(10/31)

印の車部品製造協会、独研究機関と覚書(10/31)

ルフトハンザとITA、来年早期に提携実現(10/31)

ポルシェ、中国開発チームを拡充(10/31)

ノースボルト、3億ドル救済案で合意へ(10/30)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン