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賭博GVC、MGMと米国で合弁設立

ブックメーカーブランドを傘下に抱えるロンドン上場のGVCホールディングス(マン島)は30日、米カジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナルと折半出資の合弁会社を設立し、米国でスポーツ賭博とオンラインゲームのプラットフォームを立ち上げると発表した。解禁の見通しが立った米国のスポーツ賭博市場での事業拡大を目指す。

GVCとMGMは合弁会社にそれぞれ1億ドルを投資する。「米国の主要テクノロジーハブ」に本拠地を設置し、米国の15州での展開を図る。取締役会には両社から同数を選任した上で、新たに従業員も雇用する方針。両社のロイヤリティー・プログラムも統合させる。

GVCは3月、ブックメーカーのラドブロークス・コーラルの買収を完了。これにより、「スポーティングベット」や「カジノクラブ」に加えて、「ラドブロークス」「コーラル」「ガラ」などのブランドを獲得した。

米国では1992年以降、ネバダ州やオレゴン州など4州を除いてスポーツ賭博が禁止されていたが、米連邦最高裁判所が5月、スポーツ賭博を法律で禁止するのは違憲だとの判断を下したことで、全州での合法化への道が開かれた。[M&A][労務]


関連国・地域: 英国米国
関連業種: IT・通信サービスメディア・娯楽マクロ・統計・その他経済雇用・労務社会・事件

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