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日立の新車両が営業運転開始 グラスゴーとエディンバラ間で

スコットランドの鉄道路線スコットレール(Scotrail)を運営するアベリオ(Abellio)・スコットレールは、日立製作所が手掛けた標準型近郊車両「クラス385」が24日にグラスゴー北西郊ファルカーク(Falkirk)・ハイ駅を経由し、グラスゴー・クイーンストリート駅とエディンバラ・ウェイバリー駅を結ぶ路線で営業運転を開始すると発表した。

24日から営業運転を開始するスコットレール向けの日立製「クラス385」(EMB撮影)

24日から営業運転を開始するスコットレール向けの日立製「クラス385」(EMB撮影)

「クラス385」は、日立が「AT-200」と呼んでいるセミ・オーダーメイドタイプの標準型車両で、受注はスコットレール向けが初。日立は2015年、スコットレール向けの「クラス385」計234両(70編成)と10年間の車両保守事業を受注。座席数は4両編成が273席、3両編成が206席となっている。車両は、向こう数カ月で同路線に段階的に導入された後に、中央部(セントラル・ベルト)の他路線でも利用される予定だ。

「クラス385」の最高時速は161キロメートル。エネルギー効率がこれまでに利用されてきたディーゼル車両と比べて18%高く、騒音も抑えたほか、車両自体の二酸化炭素(CO2)排出量はゼロと、環境に配慮した設計となっている。

日立の英鉄道システム子会社、日立レールヨーロッパのカレン・ボズウェル社長は「車両納入までの過程は極めて複雑で、さまざまな困難が伴ったが、この日を迎えられたのは感無量」と営業運転開始への満足感を示した。

新車両の導入は、スコットレールの計4億7,500万ポンドに上る投資計画の一環。この投資にはグラスゴー・クイーンストリート駅の再開発を含むエディンバラ―グラスゴー路線の駅の刷新工事や、グラスゴー・クイーンストリート駅とエディンバラ・ウェイバリー駅のプラットフォームの延伸工事などが含まれる。また、スコットランドの鉄道インフラを管理するネットワーク・レール・スコットランドは、8億5,800万ポンドを投じて複数路線の電化を進めている。2017年12月にはエディンバラ―グラスゴー路線の電化工事を完了し、2018年12月には中部スターリング(Stirling)やアロア(Alloa)などを結ぶ路線の電化工事の完了を見込む。[日本企業の動向][環境ニュース]


関連国・地域: 英国アジア
関連業種: その他製造運輸小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

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