日産自動車は20日、新型「リーフ」の欧州販売台数が上半期(1~6月)に1万8,000台を超え、電気自動車(EV)の販売台数で首位を獲得したと発表した。
新型「リーフ」は、40キロワット時のバッテリーを搭載し、航続距離は欧州連合(EU)の新基準「乗用車などの国際調和排出ガス・燃費試験法(WLTP)」ベースで270キロメートルとなる。
同モデルは、アクセルペダルの踏み加減を調整するだけで発進、加速、減速、停止までをコントロールできる「eペダル」や、運転者が設定した車速を上限に先行車と車速に応じた車間距離を保ちながら、車線中央付近を走行するための運転操作を支援する「プロパイロット」などの技術を搭載。欧州では「リーフ」購入者の72%が、オプション設定された「プロパイロット」を選択している。
新型「リーフ」は、昨年10月に欧州で発売。今年6月末までに累計3万7,000台が販売されている。「リーフ」は2010年の初代モデル発売以来、累計世界販売が34万台以上に達し、世界で最も販売台数の多いEVとなっている。うち欧州ではこれまでに10万台以上を販売した。[日本企業の動向][環境ニュース]
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