• 印刷する

メルセデス、仏工場でEV生産へ

独自動車大手ダイムラーは18日、仏北東部のハンバッハ(Hambach)工場で高級車部門メルセデス・ベンツの電気自動車(EV)ブランド「EQ」のコンパクト・モデルを生産すると発表した。これに向け、工場設備や同モデルの開発に総額5億ユーロを投資する。

同社はハンバッハ工場に、最新技術を利用した車体生産および塗装設備を新設するほか、組立設備を拡大し、インフラを刷新する計画。同工場は現在、ダイムラーの超小型車「スマート」を生産し、2012年からEV版「スマート」の生産を手掛ける。「スマート」は2020年から全モデルでEVのみを提供する予定。ダイムラーはハンバッハ工場で「EQ」の生産も開始することにより、同工場をEV専用工場の1つとする計画だ。

メルセデス・ベンツは2022年までに新たに10モデル以上のEVを発売し、全セグメントでEVを提供する計画。これにより、2025年までにメルセデス・ベンツの売り上げに占めるEVの比率は15~25%に拡大すると見込む。

ダイムラーのディーター・ツェッチェ社長は「当社は100年以上の歴史の中で初めてメルセデス・ベンツの生産をフランスで行う」と説明。「コンパクトEQモデルをハンバッハ工場で生産することにより、EV計画を推進している」と話している。[環境ニュース]


関連国・地域: ドイツフランス
関連業種: 自動車・二輪車建設・不動産マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

電子機器エオラーヌ、マレーシアに工場開設(04/25)

ユーロ圏PMI、4月は上昇 2カ月連続で分岐点越え=速報値(04/25)

オクトパス、米の浮体式洋上風力発電に投資(04/25)

英仏海峡で5人死亡、移民移送法案の通過後(04/25)

ICE車販売禁止は実現困難 EUの35年目標=欧州会計監査院(04/24)

自動車ルノー、第1四半期は1.8%増収(04/24)

仏製薬サノフィ、ベルギーで99人整理(04/24)

仏ミシュラン、ルーマニアに生産移転へ(04/24)

移民ルワンダ移送法案、議会通過=夏実行へ(04/24)

電機ルグラン、オランダのソフト社買収(04/24)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン