• 印刷する

VWと日野、商用車で提携へ 電動化など次世代技術に焦点

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)と日野自動車は12日、トラックやバスなどの商用車分野で長期的な戦略的協力関係を構築することで合意したと発表した。電動化やコネクティビティーといった次世代技術に焦点を当て、物流や交通ソリューションなどの研究を共同で行うことで、国際事業における地域的な互恵関係を強化する。

合意書に調印した日野の下CEO(左)と、VWトラック&バスのレンシュラーCEO(VW提供)

合意書に調印した日野の下CEO(左)と、VWトラック&バスのレンシュラーCEO(VW提供)

両社は主に、「物流/交通に関わるソリューション調査」「既存・将来技術」「調達」の分野で協力し、対象技術には既存の内燃パワートレイン、ハイブリッドおよび電動パワートレイン、コネクティビティー、自動運転システムなどが含まれる。

両社は今後、合意内容に基づいたアライアンス委員会を立ち上げ、長期的かつ対等な協力の方向性を定める。同委員会は日野の下義生最高経営責任者(CEO)とVWの商用車部門VWトラック&バスのアンドレアス・レンシュラーCEOに加え、役員級のメンバーが名を連ねる予定だ。

日野は日本とアジアを中心に80カ国・地域で商用車を販売。VWの商用車部門は「VW」ブランドのトラック・バス事業と独MAN、スカニア(スウェーデン)などから成り、車載コネクティビティーのプラットフォーム「RIO」を擁する。[日本企業の動向][環境ニュース]


関連国・地域: ドイツスウェーデンアジア
関連業種: 自動車・二輪車電機運輸IT・通信マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

EVの自動車税、免除延長へ 35年まで、近く法案提出(10/07)

夜行列車新興、ベルギー発の2路線を新設へ(10/07)

中小の自動車部品メーカー、61%が人員削減(10/07)

メルツ首相、旧東独地域への投資推進を約束(10/07)

メルツ首相「ドローン飛来の背後にロシア」(10/07)

ベルリン空港、旅客処理システムが復旧(10/07)

ドイツ鉄道、9月の定時運行率は55.3%(10/07)

ラインメタル、地雷除去車両社と提携協議(10/07)

統一から35年、西側並み遠く 東西の賃金格差埋まらず(10/06)

核融合発電所の建設へ、行動計画を閣議決定(10/06)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン