英国で飲料の「砂糖税」施行 健康被害予防へ

英国で6日、一定量以上の砂糖を含む飲料に課す「砂糖税」が施行された。肥満をはじめとする健康被害を防ぐのが狙いで、税収は学校での運動プログラムなどに振り向けられる。BBC電子版などが伝えた。

砂糖税は生産者および輸入販売業者に課される。対象は、砂糖やはちみつ糖などを含む清涼飲料水や、アルコール度数1.2%以上のアルコール飲料のうち、砂糖の含有量が100ミリリットル当たり5グラムを超えるもの。加糖されていない100%果汁ジュースや、カルシウムの摂取を助ける牛乳の含有量の多い飲料は対象外とされる。税率は含有量が8グラム未満の飲料に対しては、1リットル当たり18ペンス、8グラム以上の場合は24ペンスとなる。

政府は2016年に砂糖税の導入を決めた。当時は年間5億ポンド以上の税収入を予想していたが、決定後におよそ半数の生産者が砂糖含有量の低減を進めたため、初年度の税収入は2億4,000万ポンド程度になるとみられている。

こうした「砂糖税」はこれまでに、フランスやノルウェー、メキシコなどで導入されている。うち、メキシコでは、初年度となる2014年に、課税対象となる飲料の消費量が12%減少している。


関連国・地域: 英国フランスノルウェー
関連業種: 食品・飲料医療・薬品社会・事件政治

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