仏PSA、英国工場に投資 年産能力を10万台に=1億ポンド

仏自動車大手グループPSA(旧プジョー・シトロエン・グループ)は4日、イングランド南東部のルートン(Luton)工場に投資し、年産能力を現在の6万台から10万台に拡大すると発表した。傘下の独オペルと英ボクソールの小型商用車「ビバロ(Vivaro)」の新型を生産するため。

投資総額は1億ポンドに上るとみられ、うち900万ポンドを英政府が補助する。同社は少なくとも2029年まで、ルートン工場で「ビバロ」の生産を続ける方針。新型の生産には傘下の各ブランド共通の設備を用いるため、将来的に同工場でプジョーやシトロエンの小型商用車を生産することも可能という。

これにより、ルートン工場の従業員1,400人は雇用が保障される。ボクソールはイングランド北西部エルズミアポート(Ellesmere Port)にも工場を構える。同工場は1,800人を雇用するが、昨年10月以降に計700人が整理されている。PSAが昨年3月に米ゼネラルモーターズ(GM)からオペルとボクソールの買収を決めた際には、これら2工場が人員整理の最有力候補とみられていた。[M&A][労務]


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