トイザらス英事業が経営破綻=身売りに失敗

経営破綻した米玩具小売大手トイザらスの英国事業が、管財人の管理下に入った。英国では裁判所の主導で事業再建案をまとめていたが、身売り先が現れなかった。国内最大手の破綻により、3,000人の従業員が失職の危機にさらされる。BBC電子版などが2月28日伝えた。

管財人によると、英国内で展開されている計105店舗は追加の通知があるまで営業を続けるという。共同管財人を務めるサイモン・トーマス氏は、店舗閉鎖の対象が一部となるか全店舗となるかは判断の最中だとした。なお、今春までに26店舗を閉鎖することが既に決まっている。

トイザらスの英国事業は約1,500万ポンドの税金支払いを控えているが、売り上げの低迷から納税の可否が懸念されている。同社は過去8年間で7度の通期赤字を計上した。

トイザらスは昨年9月、米国で連邦破産法11条の適用を申請。英国事業は昨年12月、向こう3年間で退職スキームへ980万ポンドを注入することで債権団の1つである公的機関の年金保護基金(PPF)と合意し、この時点での管財人の管理下入りを免れていた。

■マプリンも経営破綻

経営難に陥っていた英電子機器販売大手マプリン(Maplin)・エレクトロニクスもこの日、管財人の管理下に入った。複数の身売り先との協議が物別れに終わったため。

同社は200店舗超を保有し、約2,500人の従業員を抱える。破綻手続き中は営業を続ける方針。マプリンは2014年、投資会社ラトランド(Rutland)・パートナーズがモンタギュー(Montagu)・プライベートエクイティーから経営権を取得していた。[労務][M&A]


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