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欧州新車登録、7.1%増加 フランス勢が好調=1月

欧州自動車工業会(ACEA)は15日、1月の欧州連合(EU、マルタ除く27カ国)の新車登録台数が125万3,877台となり、前年同月比7.1%増加したと発表した。仏グループPSAやルノーなどフランス勢が力強く伸びた。

主要5カ国では、欧州最大市場のドイツとスペインがそれぞれ11.6%増、20.3%増と2桁増を記録。イタリアは3.4%増加し、フランスも2.5%のプラスだった。一方、英国は6.3%減少した。EUに欧州自由貿易連合(EFTA)3カ国を加えた30カ国全体では128万6,378台と、1年前を6.8%上回った。

30カ国をメーカー別に見ると、欧州最大手の独フォルクスワーゲン(VW)は8.7%伸び、「VW」ブランドに限ると4.4%増加した。グループの市場シェアは1年前の24.2%から24.6%に拡大した。グループPSAの販売台数は大きく73.2%増加。米ゼネラルモーターズ(GM)から買収したオペルとボクソールは7万4,344台を売り上げている。仏ルノーは9.5%増えた。米フォードは2.2%のプラスとなった。伊フィアット・ クライスラー・オートモービルズ(FCA)は1.2%増えている。

高級車はダイムラーが2%拡大し、独BMWは5.2%増加した。一方、印タタ・モーターズ傘下の英ジャガー・ランドローバー(JLR)は6%落ち込んだ。

日本車はトヨタ自動車(レクサス含む)が8.4%伸び、ホンダは0.8%のプラスを確保。一方、日産自動車は2%減らした。韓国勢は現代自動車が14.5%増え、傘下の起亜は5.7%拡大した。[日本企業の動向]


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関連業種: 自動車・二輪車小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

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