オランダのビール大手ハイネケンは12日、2017年12月通期の純利益が19億3,500万ユーロとなり、前年比25.6%増加したと発表した。全地域で増収を記録したほか、前年に比べ特別損失が縮小した。
売上高は219億800万ユーロと、継続事業ベースで5%増加。うちアフリカ・中東・東欧は実質13.5%増えた。アジア・太平洋と米大陸はそれぞれ6.2%、6%伸びたほか、東欧を除く欧州も1.4%拡大した。営業利益は37億5,900万ユーロと6.2%増加し、営業利益率は1年前から0.2ポイント上昇し17.2%だった。
グループ全体のビールの販売量は2,180万キロリットルと、実質3%増加した。うち主力の「ハイネケン」4.5%伸びている。
ハイネケンは今年について、継続事業ベースでの増収増益を達成できると予想。営業利益率は0.25ポイント前後上昇するとみる。
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