ドイツ連邦陸運局(KBA)は6日、1月の新車登録台数が26万9,429台となり、前年同月比11.6%増加したと発表した。個人購入が伸び、同月としては過去20年近くで最高を記録した。
メーカー別に見ると、ドイツ車はフォルクスワーゲン(VW)が9.7%増加。仏グループPSA(旧プジョー・シトロエン・グループ)傘下のオペルは0.4%増えた。
高級車はBMWが1.8%増加。ダイムラー傘下の「メルセデス・ベンツ」は8.4%、超小型車「スマート」は22.6%それぞれプラスを確保した。VW傘下のポルシェは37.4%伸びた一方、アウディは2.9%減少した。
外国メーカーは米フォードが16.1%増加。フランス勢はプジョーが33.6%、姉妹ブランドのシトロエンが24.8%それぞれ拡大した。ルノーも23.7%伸びた。
日本勢は、トヨタ自動車(レクサス除く)が36.8%拡大。マツダは15.6%伸び、スズキは15.1%増加した。ホンダは12.8%、三菱自動車は8%それぞれ増えている。半面、日産自動車は3.2%落ち込んだ。
燃料別ではガソリン車が全体の61.8%を占め、ディーゼル車は33.3%だった。ハイブリッド車(HV)の登録台数は9,118台、電気自動車(EV)は2,764台だった。
■輸出は1%増加
独自動車工業会(VDA)によると、加盟メーカーの1月の輸出台数は35万3,700台となり、前年同月比1%増加した。生産台数は横ばいの45万8,700台だった。[環境ニュース]
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