独立投票で警官と衝突、760人超負傷 警棒やゴム弾使用も=カタルーニャ州

スペイン北東部カタルーニャ自治州の分離独立の是非を問う住民投票が1日、行われた。憲法裁判所は住民投票を違憲だとして差し止め判断を下しており、警察当局は投票用紙や投票箱を押収したほか、警棒やゴム弾を使用して抵抗する人々を抑止した。州政当局によると、760人超が負傷した。BBC電子版などが伝えた。

投票は午後8時(現地時間)に締め切られた。1日夜の時点で投票率は判明しておらず、開票作業の終了時間もめどが立っていない。カタルーニャ自治州は、投票所の96%が一日のうち少なくとも部分的には開場したとし、州内の大部分で投票は平和裏に実施されたとしている。投票の質問は「カタルーニャを共和国として独立させたいか」で、イエスかノーで答える。同州は、賛成多数なら48時間以内に独立を宣言する運びとなっている。

中央政府は多数の警察官や治安部隊を同州に派遣した。バルセロナのクラウ市長は当局による鎮圧行為について「無抵抗の人々」を傷付けたと非難。カタルーニャ自治州のプチデモン首相も「中央政府は不当かつ不適切で無責任な暴力でカタルーニャの人々の意志を止めることはできなかったばかりか、この日に解決すべきだった疑問の解明にも至らなかった」と述べた。一方、スペイン内務省は住民の抵抗によって警察官12人が負傷し、3人を逮捕したと発表した。

カタルーニャ自治州の州議会(定数135)は9月6日、住民投票を実施するための法案を可決。スペイン政府はこれを違法と見なし、憲法裁判所に差し止めを求めた。憲法裁もこれを支持する判決を下したが、自治州政府が投票断行の構えを崩さなかった。同州の人口は750万人で、独自の言語と文化を持つ。


関連国・地域: スペイン
関連業種: 社会・事件政治

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