• 印刷する

消費財の業界団体、食品ラベルの表記統一へ

食品・消費財メーカーや小売店の国際業界団体コンシューマー・グッズ・フォーラム(CGF)は20日、2020年までに食品の消費期限などのラベル表記を世界的に統一することで合意した。2030年までに食品廃棄を半減させるため、スーパー英最大手のテスコ、米小売最大手ウォルマート、食品で世界最大手のネスレ(スイス)、英蘭資本の食品・家庭用品大手ユニリーバなど加盟400社が具体的な取り組みを進める。

ラベル表記にはこれまで「販売期限(sell by)」「消費期限(use by)」「賞味期限(best before)」「陳列期限(display until)」といった表記が混在し、消費者の誤解を招いているとの批判があった。その結果、米国の家庭だけでも年間290億ドル相当の食品が無駄に廃棄されているという。

このためCGFは将来的に食品1点につきラベルを1枚に限定し、生鮮食品については消費期限、保存食については賞味期限だけを表示する方針。各国の政府機関や非営利団体と協力し、消費者の認識向上にも努めるとしている。[環境ニュース]


関連国・地域: 英国EUスイスオランダ米国
関連業種: 食品・飲料その他製造小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

ECBの利下げ開始とその後の展望は? <連載コラム・欧州経済の潮流を読む>第57回(04/19)

ジョージア、「外国の代理人」法案に進展(04/19)

環境技術投資が縮小も=炭素価格低下で(04/19)

EU、イラン追加制裁で合意=無人機など(04/19)

G7外相会合が開幕、イラン追加制裁を協議(04/19)

欧州新車登録台数、3月は2.8%減(04/19)

ユーロ圏建設業生産、2月は1.8%増加(04/19)

韓国LG、欧州でビルトイン家電事業拡大へ(04/19)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン