イタリア中部トスカーナ州リボルノ(Livorno)で10日未明(現地時間)に集中豪雨による洪水が発生し、少なくとも6人が死亡した。2人が行方不明となっている。
当局によると、午前1時から3時にかけて、予想を大きく上回る250ミリの雨が降った。河川が氾濫し、リボルノは広範囲が浸水。アパートの地下部分に住んでいた家族4人が亡くなるなどした。リボルノが悪天候によりこれほど深刻な被害を受けたのは初めてだという。
10日はイタリアの広い範囲で悪天候の予報が出ており、首都ローマでは住民に自宅待機の勧告が出されたほか、サッカーの1部リーグの試合が1時間延期された。11日も行方不明者の捜索が続いている。[環境ニュース]
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