欧州自動車工業会(ACEA)は7日、第2四半期(4~6月)の欧州連合(EU)における電気自動車(EV)の新車登録台数が4万9,589台となり、前年同期比45.8%増加したと発表した。ハイブリッド車(HV)は61.1%伸びて10万2,969台となっている。
統計はEU加盟24カ国が対象で、データが入手できなかったクロアチア、キプロス、ルクセンブルク、マルタは含まれていない。
EVのうち、バッテリー型は49.7%増の2万2,047台。プラグインハイブリッド車(PHV)は2万6,731台と42.3%増えた。
EVの新車登録台数を国別に見ると、最も多いのはドイツで全体で1万2,137台。これに英国(1万279台)、フランス(9,117台)、スウェーデン(4,271台)、ベルギー(4,041台)が続く。HVはイタリアが最も多く1万7,055台。これにフランス(1万5,111台)、英国(1万4,973台)、スペイン(1万4,222台)、ドイツ(1万3,282台)と続いた。
主要5カ国の伸び率を見ると、EVが最も大きく伸びたのはドイツで2.5倍超に拡大。イタリアは2倍以上に増え、スペインは47.5%伸びた。英国は21.5%、フランスは13.3%それぞれ増加している。一方、HVはいずれも2桁増と好調だった。スペインの伸び率が最も大きく、89.6%増加。イタリアとドイツはそれぞれ81%、74.2%増えている。フランスは42.4%拡大し、英国は26.5%伸びた。
代替燃料車(AFV)全体では、38%増の20万4,502台となっている。[環境ニュース]
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