高級車JLR、全モデルで電化版 2020年からに計画前倒し

インドの自動車大手タタ・モーターズ傘下の英高級車メーカー、ジャガー・ランドローバー(JLR)は7日、2020年から全モデルで電気自動車(EV)またはハイブリッド車(HV)を提供すると発表した。同社は昨年、2020年までに新モデルの半数で電化版を用意する計画を打ち出していたが、これを前倒しする格好となる。

同社はこの計画の一環として、「ジャガー」ブランド初となるEVのコンセプトモデル「Iペース」を2018年に発売する。ブルームバーグによると、同社は既に2万5,000台の「Iペース」を受注している。「Iペース」はスポーツタイプ多目的車(SUV)で、1回の充電による航続距離は500キロメートル。生産はオーストラリアで行う予定だ。

また同社はこの日、1960年代に人気を博した「ジャガーEタイプ」のEV版「Eタイプ・ゼロ」を初披露。併せて、音声認識ソフトウエアを組み込み、質問に答えたりインターネットに接続したりできるインテリジェント・ハンドル「セイヤー(Sayer)」も発表している。

英国とフランスは7月、2040年までにディーゼル車とガソリン車の販売を全面的に禁止する方針を相次いで打ち出した。こうした中、中国の自動車大手、浙江吉利控股集団傘下の高級車メーカー、ボルボ・カー・コーポレーション(ボルボ・カーズ、スウェーデン)は2019年以降に発売する新車を全てEVまたはHVとし、ガソリン車とディーゼル車の販売を終了する方針を明らかにしている。[環境ニュース]


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