オーストリアのアルプス山脈で27日午前10時ごろ(現地時間)、ドイツ人登山者6人が滑落し、5人が死亡、1人が重傷を負った。オーストリア通信などが伝えた。
それによると、事故現場は、ザルツブルクの南東に位置するマンルカルシャルテ(Mannlkarscharte)峠付近の海抜約2,900メートル地点。6人は1本のロープにお互いの体を結んだ状態で登山していたところ、うち1人が滑落し、残り5人も200メートル下のクレバスに転落した。
なお、重傷の75歳男性は、救急ヘリでザルツブルク市内の病院に搬送された。頭部を負傷しているものの、命に別状はないという。
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