ロンドン地下鉄(LU)の週末24時間運行サービス「ナイトチューブ」が、18日夜に営業開始から1周年を迎える。累計利用者数は、18~20日の週末にかけて800万人を突破する見通し。BBC電子版などが18日伝えた。
ナイトチューブは2013年、ボリス・ジョンソン前ロンドン市長によって提案され、昨年8月からセントラル線とビクトリア線でサービスが開始。同10月にはジュビリー線が加わり、11月にはノーザン線、12月にはピカデリー線にも導入された。今年12月からは、地上鉄道網ロンドン・オーバーグラウンド(LO)への拡大が決定している。
ロンドン交通局(TfL)によると、1晩当たりの平均利用客数は15万3,250人。最も利用客数の多いレスタースクエア駅では、平均6,995人が利用する。オックスフォードサーカス駅やリバプールストリート駅でも利用客が多いという。
サディク・カーン・ロンドン市長は、「ナイトチューブは夜間の経済を大いに活性化させ、大きな成功を収めている」とコメントした。
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