ハイネケンのパンチ買収承認 英当局、競争阻害の懸念解消で

英競争・市場局(CMA)は18日、オランダのビール大手ハイネケンによる英パブチェーン大手のパンチ・タバーンズの買収計画を承認した。ハイネケンが対応策を提出したことで、競争阻害の懸念が解消されたため。

CMAは買収計画を巡り、英国のパブ市場に関する事前調査を実施。その結果、パンチの市場シェアは4%程度で、ハイネケンと合わせても10%に満たないことから、国内全体では競争上の懸念は生じないことが判明した。ただ、両社の市場シェアが比較的高い33地域においては、市場競争を阻害する可能性があるとして、今年6月にハイネケンに対応策の提出を命じていた。

ハイネケンはこれを受け、当該地域のパブを手放す意向を示した。CMAは同社の対応策が十分と判断し、本格調査を行わないことを決めた。

ハイネケンは昨年12月、パンチが英国内で展開する約1,900店舗のパブを4億270万ポンドで買収することで合意。ハイネケンは傘下のパブ運営会社を通じて同国で1,049店舗を展開しており、取引が完了すれば、グリーン(Greene)・キング・エンタープライズを抜いて英国最大手に浮上する。[M&A]


関連国・地域: 英国オランダ
関連業種: 食品・飲料商業・サービス政治

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