スペインの25空港で、9月半ばから断続的にゼネストが決行される見通しだ。労働条件の改善や賃上げを求める空港職員らが、実力行使を賛成多数で可決した。ザ・ローカルが16日伝えた。
ストライキは年末にかけて実施される予定。手荷物取り扱い作業員や駐車場スタッフのほか、ショップや飲食店の店員なども加わり、24時間ストを繰り返す構えだ。具体的な日程は9月の15日、17日、22日、24日、29日、10月の1日、6日、11日、15日、27日、30日、31日、11月の3日と5日、12月の1日、4日、5日、7日、8日、10日、26~30日の合わせて25日間。うち最終回には、年末年始の旅行シーズンに最大限の混乱を引き起こすことを狙い、5日連続で職場を放棄する。
なおバルセロナのエル・プラット空港では、保安検査のスタッフが既に断続的なストに突入。空港内に長蛇の列ができるなど、大きな混乱が生じている。[労務]
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