ロシアの東シベリアのサハ共和国にあるダイヤモンド鉱山で4日午後4時半ごろ(現地時間)、水没事故が発生し、9人の作業員が行方不明となった。鉱山を所有するダイヤモンド生産会社アルロサ(Alrosa)が明らかにした。
事故発生当時、142人が坑内におり、うち133人が避難した。現地当局は、30万立方メートルに上る水が坑内に流れ込んだ可能性があると指摘している。
アルロサによると、事故の起きたミール鉱山は1950年代に開坑され、坑道の長さは10キロメートル、深さは1,000メートル。
ロシア国営のアルロサは業界最大手で、英資源大手アングロ・アメリカン傘下のデビアス(De Beers)・グループと合わせると、生産量は世界の半分を占める。
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