ローマ・コロッセオの史跡公園、裁判所が承認

イタリアの最高裁判所にあたる大審院は、ローマの円形闘技場「コロッセオ」周辺に史跡公園を建設する計画を認める判決を下した。地方行政裁判所の判決を覆す格好となった。ザ・ローカルなどが伝えた。

史跡公園の建設計画は文化・観光省が提案。建設予定地に「コロッセオ」北側にあるネロ帝の黄金宮殿「ドムス・アウレア」跡地、南西にある「パラティーノの丘」、北西の「フォロ・ロマーノ」を含む大規模なもの。しかし、ローマのビルジニア・ラッジ市長が、同公園が建設された場合、「コロッセオ」と「フォロ・ロマーノ」の入場料収入のうち市の取り分がわずか30%に減少することを理由に反対。また、責任者の候補者にイタリア国籍以外の人物がいることも、一部から反発を受けていた。

今回の判決により、建設計画は外国籍の責任者の起用も含めて承認された。責任者のポストには既に82名の応募があり、そのうち16名は非イタリア国籍。早ければ今秋には責任者が指名され、来年1月1日に就任する見通し。

ダリオ・フランチェスキーニ文化・観光相は、より利用しやすい美術館・博物館を目指して、外国籍の責任者の起用を推進している。しかし、こうした動きに、国内の芸術・考古学界からは強い反対の声が上がっている。


関連国・地域: イタリア
関連業種: 建設・不動産社会・事件政治

その他記事

すべての文頭を開く

高級ブランドのリシュモン、通期は1%減益(05/21)

伊レンコ、アルメニアに火力発電所を建設へ(05/21)

五つ星と同盟、政策綱領を公表=党員投票へ(05/21)

伊インフレ率、4月は改定値も0.5%(05/21)

欧州委、大気汚染規制違反で英独仏など提訴(05/21)

テレコムイタリア、第1四半期は4.9%減益(05/18)

オーストリア航空、成田―ウィーン線を再開(05/18)

DEPA、送ガス子会社を伊エニに売却(05/18)

イタリア製造業受注、3月は0.5%増加(05/18)

欧州新車登録、4月は9.6%増加(05/18)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。

各種ログイン