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プラスチック製の新10ポンド札をお披露目=英国

英中銀イングランド銀行は18日、プラスチック製の新10ポンド紙幣のデザインを公開した。今年で没後200年を迎える小説家ジェーン・オースティンの肖像を採用している。

新紙幣は9月14日から流通する。現在流通している10ポンド札は順次回収されるが、並行して来春まで使用可能。

新10ポンド札の印刷は、紙幣や金券の印刷で世界最大手の英ドゥラリュ(De La Rue)が担当。最新の偽装防止技術が導入されているほか、耐久性に優れ、従来紙幣よりも少なくとも2.5倍長持ちするとされる。また、視覚障害者が使用しやすいよう、今回初めて点字をほどこしている。イングランド銀行は、2020年までに20ポンド札もプラスチック製に切り替える計画で、デザインには画家のジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの肖像を使用する。

なお、新10ポンド札の発行に先駆け、同じくジェーン・オースティンの横顔のシルエットを彫刻した新2ポンド貨幣が、枚数と地域限定で発行される。英国全土での流通は今冬ごろの予定。

9月から流通するプラスチック製の新10ポンド紙幣(イングランド銀提供)

9月から流通するプラスチック製の新10ポンド紙幣(イングランド銀提供)


関連国・地域: 英国
関連業種: 化学その他製造金融マクロ・統計・その他経済社会・事件

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