• 印刷する

蘭フローニンゲンのガス田めぐり住民訴訟

北部フローニンゲン州にある欧州最大の天然ガス田の採掘に絡み、周辺地域で小規模地震が多発している問題をめぐり、地元住民らが政府を相手取り国務院(最高行政裁判所に相当)に提訴した。AFP通信などが伝えた。

このガス田はかつて欧州連合(EU)の消費量全体の1割相当のガスを供給していたが、1991年から低震度の地震が頻発しているため相次ぎ操業を縮小。年産量は2015年の約425億立方メートルから、現在はおよそ216億立方メートルに半減している。政府は10月から生産量をさらに10%削減する計画だが、原告側は操業の全面停止を要求している。

なおガス田を運営する英蘭資本の石油メジャー、ロイヤル・ダッチ・シェルと米同業エクソンモービルの合弁会社ネーデルランセ・アールドオイリー・マートスカパイ(NAM)は地震による家屋などの被害に対する民事責任を認め、総額10億ユーロ以上の損害賠償を行う方針だ。[環境ニュース]


関連国・地域: オランダ
関連業種: 天然資源マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

オランダ、ゼロ排出区域の罰則猶予を延長(03/24)

EU9カ国、半導体法改正の迅速化を要請(03/24)

オランダ内閣支持率、過去最低の16%に(03/21)

溶融塩原子炉ソライズン、2千万ユーロ調達(03/17)

排出量、削減ペースが大幅減速=オランダ(03/17)

ロイヤル・ボパック、30年までの投資額倍増(03/14)

物流ラベリンク、ルーマニアで倉庫建設(03/14)

商船三井、タンクターミナルのLBC買収(03/11)

ヴァージン、国際鉄道に参入 29年にもロンドン―パリ路線(03/11)

オランダ、総発電量の半分が再生エネ=24年(03/11)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン