• 印刷する

蘭フローニンゲンのガス田めぐり住民訴訟

北部フローニンゲン州にある欧州最大の天然ガス田の採掘に絡み、周辺地域で小規模地震が多発している問題をめぐり、地元住民らが政府を相手取り国務院(最高行政裁判所に相当)に提訴した。AFP通信などが伝えた。

このガス田はかつて欧州連合(EU)の消費量全体の1割相当のガスを供給していたが、1991年から低震度の地震が頻発しているため相次ぎ操業を縮小。年産量は2015年の約425億立方メートルから、現在はおよそ216億立方メートルに半減している。政府は10月から生産量をさらに10%削減する計画だが、原告側は操業の全面停止を要求している。

なおガス田を運営する英蘭資本の石油メジャー、ロイヤル・ダッチ・シェルと米同業エクソンモービルの合弁会社ネーデルランセ・アールドオイリー・マートスカパイ(NAM)は地震による家屋などの被害に対する民事責任を認め、総額10億ユーロ以上の損害賠償を行う方針だ。[環境ニュース]


関連国・地域: オランダ
関連業種: 天然資源マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

オランダの事業環境、政治的混乱で悪化(09/04)

アムステルダム、排出削減目標は達成困難(09/04)

シェル、バイオ燃料工場の建設中止(09/04)

EV充電デフトパワー、1250万ユーロ調達(09/03)

コンサルのアビーム、オランダ同業と合弁(09/03)

オランダ、家庭用EV充電器が14.7万台増加(09/03)

オランダ政府、燃料税引き下げ措置を延長へ(09/02)

ティッセンガス、水素導管網の建設に着手(09/02)

自転車アクセル、オランダ本社工場を閉鎖へ(08/29)

航空KLM、テルアビブ線再開=9月28日(08/29)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン