ソーシャルメディアの利用率が欧州連合(EU)で最も高いのはハンガリー――。EUの統計局ユーロスタットの最新データから、こうした事実が明らかになった。同国で2016年にインターネットを利用した16~74歳の同国民のうち、フェイスブックやツイッターといったソーシャルメディアを使用した人の比率は83%に達した。
ハンガリーに次いでソーシャルメディアの利用率が高かったのは、マルタで82%。ベルギーも80%と高水準だった。これにキプロス(79%)、デンマーク(77%)が続く。EU28カ国の平均は63%だった。
一方、最も利用率が低かったのはフランスで47%。他にスロベニア(51%)、チェコ(55%)、ドイツ(56%)、オーストリア(58%)がいずれも6割に満たなかった。
年齢別に見ると、若年層(16~24歳)のソーシャルメディアの利用率は、EU平均で88%に達した。トップはハンガリー、デンマーク、ベルギーでいずれも97%。最下位は同じくフランスで77%だった。高年層(65~74歳)では、EU全体の平均は32%にとどまっている。
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