スイスのたばこメーカー、ハイマート(Heimat)は、世界初の合法「大麻たばこ」を発売した。今月24日からスーパーマーケット大手コープ(Coop)でも販売される予定だ。ザ・ローカルが13日伝えた。
スイスは2011年にテトラヒドロカンナビノール(THC)含有率が1%までの大麻を合法化。この低基準を満たすハイマートの新製品は高揚感をもたらすことはないものの、痛みや炎症、パニック発作などの抑制に有効とされるカンナビジオール(CBD)の含有率が20%と高い。
価格は1箱19.9スイスフラン(20.6ドル)。今後、全国の小売店やウェブサイトを通じ販売する計画だ。ただハイマートは、法律の異なる外国では所持、使用が刑罰の対象となる恐れがあるとして、スイス国外に持ち出さないよう警告している。
なおコープでは既に大麻入りの茶、ビール、オイルなどを取り扱っており、売れ行きは好調という。
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