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外国人訪英客数、第1四半期は10%増加

政府統計局(ONS)は13日、2017年第1四半期(1~3月)に英国を訪れた外国人の数が830万人となり、前年同期比9.9%増加したと発表した。欧州連合(EU)離脱が決定した後のポンド安が追い風となり、過去最高に達した。

来訪者の総宿泊数は推計5,400万泊と5.8%増加。滞在中の支出額は15.6%増えて44億ポンドだった。訪英目的は休暇が280万人と最も多く、1年前から21.1%増加。一方、ビジネスは1.8%減少した。

訪英客を国別に見ると、米国人が16%増と伸びが際立つ。支出額も29%増え、6億400万ポンドに達した。中国人は過去最多の5万4,000人。支出額も過去最高の9,100万ポンドを記録した。オーストラリア人やフランス人も大幅に増えている。

一方、外国に出掛けた英国民の数は1,410万人と1年前から8.1%増加。外国での支出は11.7%増の86億ポンドだった。


関連国・地域: 英国フランスEUアジア米国
関連業種: 金融観光マクロ・統計・その他経済政治

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