仏高級ブランドのランバン(Lanvin)は11日、新たなアーティスティック・ディレクターにフランス人デザイナーのオリビエ・ラピドス氏(59)を指名したと発表した。退任したブシュラ・ジャラール氏の後任を務める。同社の発表を元に、AFP通信などが11日伝えた。
ラピドス氏は、1960~70年代にユニセックスやサファリスタイルで一躍有名となったテッド・ラピドス氏を父に持つ。父のブランド「テッド・ラピドス」で11年間にわたりアーティスティック・ディレクターを務めた。ランバンのオーナーであるワン・シャオラン氏は声明の中で、「彼のランバンとファッションの世界に対する理解や、現代的なアプローチがブランドに新たな地平をもたらしてくれる」とコメントした。
なお、前任のジャラール氏は、2016年3月にアーティスティック・ディレクターに就任。わずか1年4カ月で同ブランドを去ることになった。[労務]
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