ブダペストの家賃が高騰している。昨夏に比べ9%上昇し、月平均15万5,000~16万フォリント(570~588ドル)にまで値上がりしている。ブダペスト・ビジネス・ジャーナルが5日伝えた。
それによると、自然が多く外国人に人気の12区と2区はそれぞれ25万フォリント、21万5,000フォリントと平均を大幅に上回った。市中心部で歴史的建造物の多い5区は2万7,000フォリント。これらの地区ではニーズを見込んで、老朽化した建物の改修が盛んに行われている。
ブダペストでは分譲住宅市場も加熱している。昨年の物件購入者の20%超が外国人。価格が高騰しているとはいえ、欧州各国の首都の平均価格を50%以上も下回っているのがその理由。購入の動機は、短期・長期での賃貸、または改修後の転売など投機目的が多い。
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