• 印刷する

印タタとVW、共通車体開発の提携解消も

インドの自動車大手タタ・モーターズと独同業フォルクスワーゲン(VW)が、提携を解消する可能性が出てきた。両社は3月に共通の車台(プラットフォーム)を開発することで合意したが、コスト効率性に疑問が生じているため。インドの地元各紙が伝えた。

VWは、タタが開発を進めるプラットフォーム「アドバンスド・モジュール・プラットフォーム(AMP)」に100億ルピー(1億5,500万ドル)を投じる予定だった。情報筋は一方で、VWとチェコ子会社シュコダで独自開発しても必要投資額は1億4,000万ユーロと指摘。シュコダのエンジニアも、同等の投資でVWが開発するプラットフォーム「MQB」の現地化が可能と主張している。VWは現在、MQBを輸入して国内で組み立てている。

タタとVWは2019年に新プラットフォームを搭載した車種を発売する計画だった。シュコダを加えた3社で、AMPの搭載モデルの年間販売台数は国内外で最大70万台を見積もっていた。タタが独自開発することになれば、採算が合わなくなる可能性もあるという。

両社は「現在は提携の可能性を精査している段階」と話した。【NNAインド】


関連国・地域: インドドイツ欧州アジア
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

VW、11月上旬も操業継続 半導体確保=ネクスペリア問題(10/31)

TOGG、トルコから欧州にEV初輸出(10/31)

自動車VW、第3四半期は赤字転落(10/31)

ボーダフォン、独クラウド企業を買収(10/31)

独経済、第3四半期はゼロ成長=速報値(10/31)

ロスネフチの独子会社、米制裁対象から除外(10/31)

独2州、屋外飼育を禁止=鳥インフル対策(10/31)

核融合発電計画、専門家は評価=批判も(10/31)

失業率、10月も6.3%で横ばい(10/31)

最低時給、14.60ユーロへ 独政府が閣議決定=14%上昇(10/30)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン