スペイン南部アンダルシア州のモゲル(Moguer)で24日夜、山火事が発生し、1,500人超が自宅や宿泊先のホテルなどから避難した。ロイター通信などが伝えた。
地元当局は25日午前11時(現地時間)までに、航空機11機、ヘリコプター10機、多数の陸上車を派遣。500人以上の消防士が消火活動に当たった。現場付近には、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に指定されているドニャーナ国立公園があり、絶滅危惧種の動物を多く保護する同公園への影響も懸念されている。地元紙によると、出火の原因は放火の可能性が高いという。
先には隣国ポルトガルでも山火事が発生。64人の死亡が確認されている。
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