• 印刷する

ミュンヘン市、一部ディーゼル車の禁止を検討

独高級車大手BMWの本拠地であるミュンヘン市が、一部ディーゼル車の禁止を検討している。大気中の窒素酸化物(NOx)の濃度が最新データで欧州連合(EU)の基準を上回ったため。ディーター・ライター市長の話として、南ドイツ新聞が伝えた。

独自動車大手ダイムラーの高級車部門メルセデス・ベンツや、フォルクスワーゲン(VW)の高級スポーツカー部門ポルシェの本社があるシュツットガルト市も来年から、最新の排出基準を満たさないディーゼル車を禁じる方針。ミュンヘン市はこうした措置を回避したいとしながらも、将来的に現状を放置することは考えにくいとしている。

しかしBMWの広報担当者は、「大気の質の改善を図るには、ディーゼル車を禁止するよりも電気自動車(EV)の普及に取り組むべきだ」と主張。連邦政府も、州政府や地方自治体による個別の規制に反対している。[環境ニュース]


関連国・地域: ドイツEU
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

独首相「改革の秋」を強調 経済・防衛力強化へ=予算討論(09/18)

BMW、東部工場でEV「iX3」量産へ(09/18)

高級車アウディ、米関税で10億ユーロ負担か(09/18)

ティッセンの鉄鋼部門、印同業が買収提案(09/18)

ルフトハンザ、新会長にエーオン元CEO(09/18)

独、遺伝子細胞治療センター建設=ベルリン(09/18)

マイヤー・ブルガー、独で600人レイオフ(09/18)

独SGLと伊ブレンボの合弁、生産能力増強(09/18)

フォード、独工場で千人削減 EV需要予想下回り=1交代制に(09/17)

独、新規太陽光発電の固定価格制度を廃止へ(09/17)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン