• 印刷する

ローマ、噴水での飲食・水泳などを禁止

ローマのビルジニア・ラッジ市長は13日、市内の噴水のそばで飲食することなどを禁止する条例を承認した。事故を防止し、歴史的、芸術的、考古学的価値を持つ遺産を保護する目的。ザ・ローカルが伝えた。

条例が適用されるのは、観光名所の「ナボーナ広場」や「スペイン広場」の噴水を含む約15カ所の噴水。飲食だけではなく、水や液体のほか、物を噴水に投げ入れる行為も禁じる。ただし、映画『ローマの休日』などで有名な「トレビの泉」は、永遠の都を再び訪れたい観光客がコインを投げ入れる伝統があり、硬貨に限って認めるという。

条例はさらに、歴史的建造物によじ登ることや、水中で泳いだりペットを洗うことも禁止している。

主に観光客が増える夏季を狙った同条例は10月31日まで施行され、違反すれば40~240ユーロの罰金を科せられる。

なおフィレンツェでは5月から、観光客が市内の教会の階段で飲食しないよう、昼食時にホースで水をまいて清掃する措置を講じている。

ナボーナ広場=観光客は噴水のそばでの飲食が禁じられる(Photo by Erik Cleves Kristensen/Flickr)

ナボーナ広場=観光客は噴水のそばでの飲食が禁じられる(Photo by Erik Cleves Kristensen/Flickr)


関連国・地域: イタリア
関連業種: 食品・飲料観光マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

トルクメニスタンと伊、複数分野で協力合意(10/29)

石油エニ、第3四半期は2%減益(10/28)

ウニクレディト、第3四半期は4.7%増益(10/28)

日揮、伊CO2バッテリー社との協業検討(10/24)

ステランティス、トリノ工場で生産拡大へ(10/23)

ユーロスター、2階建て車両を31年に導入へ(10/23)

フェラーリ、サイバー対策強化=契約延長で(10/22)

EUの森林保護規則再延期、企業が反発(10/22)

イタリア、26年度予算案を閣議決定(10/21)

高級ブランドのアルマーニ、新CEO指名(10/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン