カタルーニャ州、10月1日に独立投票実施へ

スペイン北東部カタルーニャ自治州で、10月1日にスペインからの分離独立をめぐる住民投票が実施される。同州のプチデモン首相の話を元に、ロイター通信が9日伝えた。

カタルーニャ自治州の州議会(定数135)は2015年11月、スペインからの分離独立に向けた政治手続きを開始する決議案を可決。スペインの憲法裁はこれに対し、直後に決議を無効とする判決を下したほか、スペイン中央政府も一貫して反対する立場を貫いているが、プチデモン州首相は「中央政府はこちらからのあらゆる提案を例外なく拒否した」とし、住民投票に踏み切る方針を固めた。投票の質問は「カタルーニャを共和国として独立させたいか」になる予定という。

スペイン憲法の第155条は、中央政府が地方政府の統治に介入することを認めており、中央政府がカタルーニャ州の住民投票を強制的に撤回させることも可能。ただ、カタルーニャ州政府は今回、住民投票の実施を最優先課題に掲げており、これを強行阻止することが可能かは不透明な状態だ。

なお、独立派が2014年11月に実施した非公式の住民投票では、圧倒的多数となる約200万人が賛成票を投じた。同投票は法的拘束力を持たなかったが、翌年9月に行われた州議会選では独立を主張する政党が過半数の72議席を獲得。以後、独立派の勢力は拡大傾向にある。


関連国・地域: スペイン
関連業種: 社会・事件政治

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