• 印刷する

マドリード、交通機関での開脚座りを禁止

スペインの首都マドリードの公共交通機関EMTマドリードは6日、公共交通機関で男性が脚を大きく開いて座ることを禁止すると発表した。禁煙や飲食禁止などのサインと並んで、新たな禁止マークが設けられる。

マドリードのバスや電車・地下鉄の車内では、男性が脚を大きく開いて座り1人分以上のスペースを占有する光景が頻繁に見受けられ、これに対しスペインの女性人権団体がソーシャルメディア上で禁止を呼び掛け。これに賛同する市民1万人の署名を持って、マドリード市政府に嘆願した。これを受けてEMTマドリードは、開脚座りを含む迷惑行為を禁止するキャンペーンの実施に踏み切った。

しかし、ソーシャルメディア上では一部の男性から、「女性がハンドバックで座席を占拠し、男のようにふんぞり返って脚を開いて座っているのを見たことがある」という声も上がっている。

開脚座りの禁止を呼びかける試みは、2014年に米国・ニューヨーク市の地下鉄でも行われ、これに違反したとして逮捕者も出た。


関連国・地域: スペイン米国
関連業種: 自動車・二輪車運輸IT・通信サービスメディア・娯楽社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

RIC、独シーメンスと再生エネ推進で協業(05/30)

スペイン鉱工業生産者物価、1.9%上昇(05/29)

フリックス、鉄道車両タルゴに高速列車発注(05/29)

DSスミス買収の米社、英拠点5カ所閉鎖へ(05/28)

欧州太陽光、収益性が過去最低水準に(05/27)

イベリア2国、仏との電力接続で支援要請(05/27)

仏石油トタル、スペインで太陽光発電所建設(05/23)

自宅に現金70ユーロ保管を=オランダ中銀(05/23)

化学新興カタリクス、300万ユーロ調達(05/22)

欧州委、ユーロ圏経済見通しを下方修正(05/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン