独格安スーパー大手リドルが6日、モデルでファッションデザイナーのハイディ・クルム氏(44)がデザインを手掛ける衣料品を販売すると発表した。低価格な食料品で知られる同社の新たな試みだ。
クルム氏がデザインする衣料品は、今年後半から欧州全域と米国で販売を開始する。リドルによると、ハイエンドでありながら誰にでも手が届く値段で、同氏の個性が反映された商品になるという。価格は抑えつつ有名人をデザイナーに起用することで、富裕層の取り込みも狙う。
クルム氏はドイツ人で4児の母。1990年代にモデルとして頭角を現すと、映画「プラダを着た悪魔」や数々のテレビドラマ・番組に出演。これまでに米Lブランズ傘下の下着大手「ビクトリアズ・シークレット」や独靴メーカーのビルケンシュトックのためにデザインしたことがある。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。