中国の自動車大手、浙江吉利控股集団傘下の高級車メーカー、ボルボ・カー・コーポレーション(ボルボ・カーズ、スウェーデン)のホーカン・サムエルソン最高経営責任者(CEO)は、インドの電気自動車(EV)市場は有望との認識を示した。ファイナンシャル・エクスプレス電子版が伝えた。
ボルボは、2019年にEVの販売を開始する予定。サムエルソン氏は、インドでは新技術への関心が極めて高く、特にIT(情報技術)分野での導入が急速に進んでいると指摘した上で、自動車の動力源に関しても同じことが起きるとの見方を示した。一方、課題としてはインフラの整備を挙げている。
ボルボは、子会社のボルボ・オート・インディアを通じて2007年からインドで販売を開始。年間で1,500台程度を販売している。向こう2~3年で3,000台に倍増することを目標に掲げる。先には、年内に南部カルナタカ州バンガロール(ベンガルール)で、スポーツタイプ多目的車(SUV)の現地生産を始める計画を明らかにしている。【NNAインド】
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