• 印刷する

伊政府、子供のワクチン接種を親に義務付け

イタリア政府は、子供の伝染病ワクチンの接種を保護者に義務付ける法案を閣議承認した。はしかの流行を受けた措置。ロイター通信などが伝えた。

今後、6歳以下の子供は予防接種を受けない限り、公立の保育園には入れなくなる。義務教育が始まる6歳以上の児童については、予防接種を受けずに入学すれば親に罰金を科す方向だ。

政府はこれまで、はしか、おたふくかぜ、風疹、水ぼうそう、髄膜炎の予防接種を「推奨」するにとどめていたが、今後は全て義務化する。加えて、ポリオ、ジフテリア、破傷風、B型肝炎、ヘモフィルス・インフルエンザ菌B型感染症(ヒブ感染症)、百日ぜきのワクチン接種も、入学・入園の条件に含めた。

新興政党「五つ星運動」は一部のワクチンの安全性に疑問を呈し、法案に反対していた。これに対し政権側は、同党が根拠のない不安をあおったことが、予防接種率の低下を招いたと批判している。


関連国・地域: イタリア
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

品川リフラ、製鉄設備ダニエリと合弁設立(12/19)

伊政府、26年度予算の修正案を提出(12/18)

伊インフレ率、11月は1.1%に減速(12/18)

伊アリストン、セルビアに第2工場を開設(12/17)

ノルウェー、浮体式洋上風力入札で2者通過(12/16)

ルノー、カーシェアサービス終了へ(12/16)

夜行列車新興、来年6月に新路線開通へ(12/15)

伊政府、EU域外からの小包に特別税導入も(12/15)

ゼネラリ、仏銀との資産運用事業統合を撤回(12/15)

イタリア鉱工業生産、10月は1%減少(12/11)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン