政府統計局(ONS)は18日、2016年に英国を訪れた外国人の数が3,760万人となり、前年比4%増加したと発表した。欧州連合(EU)離脱が決定した後のポンド安も追い風となり、過去最高を記録。6年連続での増加となった。
訪英者を国別に見ると、フランスが406万4,000人と最多。これに米国(345万5,000人)、ドイツ(334万1,000人)が続いた。目的別では、休暇が1,390万人と最も多く、友人・親戚の訪問が1,160万人、ビジネスが920万人だった。訪英客による支出は全体で225億ポンドと2%伸びた。
一方、海外に出掛けた英国民の数は7,080万人と1年前から8%増加。こちらも過去最高となった。海外での支出は12%増の438億ポンドだった。
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