• 印刷する

オーストリア、10月15日に総選挙前倒しで合意

オーストリアの主要政党は16日、中道政党の大連立の崩壊を受け、10月15日に前倒し総選挙を実施することで合意した。昨年12月の大統領選で僅差で敗れた極右・自由党(FPO)が政権入りする可能性も取り沙汰されている。ケルン首相の話として、ロイター通信などが伝えた。

大連立は当初、2018年秋に予定されていた次回総選挙まで政権を担当するはずだった。しかし一翼を担う保守系・国民党(OVP)が、ケルン首相率いる社会民主党(SPO)と経済回復に向けた改革で合意できず政権運営が停滞。こうした中、先にOVPの新党首に、かねて連立解消を訴えていた若手のクルツ前欧州・国際関係相(30)が就任したことで、事態打開の動きがにわかに加速した形だ。

クルツ党首の就任以降、OPVの支持率は過去数カ月の20%前後から35%に急上昇。1年余りにわたり30%台を維持していたFPOを抜いて首位に躍り出ている。


関連国・地域: オーストリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治

その他記事

すべての文頭を開く

ルフト、テルアビブ線を6月15日まで運休(05/27)

スイスの消費者、米製品の購入に後ろ向き(05/23)

独鉄道、ミュンヘン―ローマ直通運転を計画(05/22)

石油OMV、CEOが任期満了後に退任(05/21)

NX、中東欧向け海上混載輸送サービス開始(05/20)

OMVペトロム、ルーマニア最大の充電ハブ(05/09)

eVTOLボロコプター、商業化は26年に(05/08)

OMV、国内最大のグリーン水素施設が稼働(05/07)

金融サンタンデール、ポーランド事業売却(05/06)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン